トータルサポートの現場から。

鹿毛病院は、医師や看護師をはじめ、各分野の専門家が全員で、
治療にあたるトータルサポートを行っています。
ここでは、各分野の専門家が目指すトータルサポートの現場から
多面的なサポートの様子をお届けしていきます。

KAGE HOSPITAL THINKING 01

鹿毛病院のトータルサポートのかたち

私たちは健診から、外来、治療、入院、退院後のアドバイスといった「予防医療」から「治療」、「リハビリ」まで、一貫して携わることですべてを連携できる体制を作っています。
検査の重複を防ぎ、効率的かつ総合的に治療をすることで、医師、看護師、リハビリの各担当者、ソーシャルワーカー、管理栄養士など、関わるスタッフのそれぞれが、専門的知見を持ち寄り、最適な治療と一日も早い回復を目指しています。
治療が終わった後のデータを基に、次の治療へ繋げるための検証や共有をし、常に早急な判断が求められる緊急搬送対応チームとはケースごとに定期的な振り返りを行います。
やよいがおか鹿毛病院が目指す未来医療は、臨床、教育、研究の3つの軸を大切にした、患者様のトータルサポートの実現です。


週2回開催されている、定例会議の様子。訪れたこの日は、整形外科の医師4名とリハビリの各種専門医4名、看護師2名が参加。ひとりの患者様のレントゲンを見ながら、担当医が状況を説明し、みんなでカルテに目を通していく大切な時間です。医師から患者様の痛みが少なくなり精神面も安定してきた報告があると、リハビリ専門医からは、車椅子から歩行機へ移行するリハビリの提案が出ました。患者様が家の近所の病院に通院できるように、1日でも早い退院を目指す話し合いが行われていました。